文学フリマ事務局通信

主に文学フリマ事務局代表が書く雑記帳です。

2004-01-01から1年間の記事一覧

チャン・イーモウ監督『LOVERS』ジャパン・プレミア

NHKホールにて観る。 実は『HERO英雄』は観ていないのだが、友人に誘われて行った。 チャン・イーモウ監督とメインキャストのアンディ・ラウ、金城武、チャン・ツィイーをはじめとするスタッフの舞台挨拶もあった。 映画の内容については、性質上あま…

『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡』

最近いろいろあってなかなか時間が取れずにいたが、 ようやく日本ファルコムの新作『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡』をクリア。 これは傑作。 ファルコムのRPGのシナリオはなんだかんだで悪人が出てこない性善説的なものが多く、そこで好き嫌いが分かれる。 ガガー…

そうか

気が付けば、青山ブックセンターが閉鎖してから丸一週間が経ってしまったのか。 私にとっては、「まだ一週間しか経っていないのか」と感じる激動の一週間だったような気がする。 色々な意味で、計画は一から立て直し。 私にとって、ABCの閉鎖を伝えるササ…

佐野元春『THE SUN』

これは発売日の21日に購入。 もちろん初回限定生産DVD付きをチョイス。 というかまだDVDを見ていない。 私は人に自分の音楽の趣味を説明する時、「オーガニックな感じの音」と言ったりする。 佐野の今回のアルバムはまさにオーガニックな純粋バンド…

それにしても

文フリ公式サイトには問い合わせフォームが設置されています。 しかし、今回の騒動が持ち上がって以降、この件についての問い合わせは一件もありません。 まあ早めに告知を出したので、みなさん事態を静観してくださっているのでしょう。 付け加えるなら、こ…

連休が明けて

あー、今日はこっちを更新する時間がありません。 色々と興味のある方は本家の事務局通信http://bungaku.webin.jp/diary.html を見て下さい。

文フリ事務局通信(裏)

今日の事務局通信、自分で読み返してみてもなんか痛々しい感じがするなあ。 もうちょっとなんとかならないものか。 やはりアクセス数は増えているのだろうか。 今度事務局のHP担当・N女史に聞いてみよう。 こんな状況でも申し込みをしてくれる方がいるん…

「TOKYOポエケット」

ひらたく言えば詩オンリーの同人誌即売会。 今回で第八回となるイベント。 朗読のパフォーマンスなどもある。 文学フリマの代表としてはお忍びで見に行ったつもり。 案内役としてid:natsukisが同伴。 ブースを回っているうちに出展者と会話になり、身分を隠…

『喜劇 熱海迷宮事件』

“伊東四朗一座 ~旗揚げ解散公演”と銘打たれた『喜劇 熱海迷宮事件』を観劇。 18:30開演の部。 下北沢の本多劇場にて。 三宅裕司、小倉久寛などスーパー・エキセントリック・シアターの色が強い。 劇場は当日券の座布団席でうまる盛況ぶりだった。 小難しい…

「第三回文学フリマ」についてお知らせ

ご存じの方も多いでしょうが、青山ブックセンターが本日付で閉鎖しました。 「第三回文学フリマ」ですが、現在告知している開催日・会場についてはかなり流動的な状況であると言わねばなりません。 こちらも詳しい情報は把握できていません。 何かありました…

『スパイダーマン2』

夜7:25の回。新宿にて観る。 前作はヒーロー物としてもアクション物としても出色の出来で感銘を受けた。 傑作の続編というとだいたい嫌な予感を抱えて観に行くものだけれど、なぜか『スパイダーマン2』は素直に期待して映画館へ向かった。 実際、その期待を…

とりあえず

文学フリマ公式サイトの方の事務局通信を正式に再稼働させるつもりです。 そうなるとこのはてなでの日記の立ち位置は微妙な物になりますが、そのあたりはいろいろ模索しながらうまくやっていきたいと考えています。

K-1MAX

魔裟斗が決勝まで駒を進め、そして負けた。 日本のキックボクシングの歴史は対ムエタイの歴史である。 K-1も中量級に踏み出したからには、その流れを無視することはできない。 ムエタイは肘打ちや首相撲の攻防が多く、投げもほとんど容認されている。 K…

ゲーム

日本ファルコムの『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡』をプレイ中。 「Ⅵ」といっても事実上の完全新作*1。 私はファルコム作品の愛好者で、新作はほとんど買っている。 主人公は魔物退治、遺失物調査なんでもござれの「ブレイサー」と呼ばれる職業の女の子。 その設定で、…

大地丙太郎『まかせてイルか!』

CATVの日本映画専門チャンネルで大地丙太郎監督の自主制作アニメ「まかせてイルか!」をみた。 大地監督の自主制作、その上アニメで手話を取り入れたという無謀な作品との事前情報を聞いていたので興味があった。 内容は大地監督らしい底抜けドタバタコ…

マシュー・ボーン『PLAY WITHOUT WOADS』

シアターコクーンにてマシュー・ボーン演出・振付の『プレイ・ウィズアウト・ワーズ』を観た。 実はこの日は三時間ぐらいしか寝ていなかったので、正直なところ途中で寝てしまうんじゃないかと不安だった。 しかしいざ始まってみると一瞬にして舞台に引き込…

庵野秀明『キューティー・ハニー』

昨夜、公開終了間際の庵野秀明監督『キューティー・ハニー』を観にいった。 なんだかこれを真面目に評価するのは難しい。 とりあえずすごいなと思ったのは、庵野監督は人間をモノとしか思ってないんじゃなかろうかというような演出。 恥とか人間の尊厳なんて…

異端児・小川直也

異端児は勝ってしまうから嫌われる。 そして嫌われることが異端児の真骨頂だ。 だが、勝って勝って、嫌われ抜いたその先には何があるのだろう。 いよいよ小川とノゲイラあるいはヒョードルとの対決が実現しようとしている。 半年前には「小川vsノゲイラ」「…

「PRIDE GP 2004 2nd ROUND」

やはり格闘技の地上波放送は録って出しの即日中継に限る。 観る側の気合いが変わってくる。 興行全体としては番狂わせのない試合結果だったし、どうしても8月の決勝ラウンドへのつなぎという感じがしてしまうのは仕方のないところか。 勝ち残ったのはヒョー…

メール

昨日書いた書評を800字に縮めて、メール添付で送った。 しかしid:natsukisはメール無精なやつで、返信を寄こさない。 添付ファイルをやりとりした時ぐらいは、受信した旨をリターンしてもらいたいものだ。 そんな彼にはササキバラ・ゴウ著『eメールの文章作…

執筆

id:natsukisが作ろうとしているフリーペーパーに書評を頼まれていたので、昼間に書き上げた。 取り上げたのはササキバラ・ゴウ『〈美少女〉の現代史 「萌え」とキャラクター』(講談社現代新書)だ。 何というか、自分がこの本の評者としてふさわしいかどう…

そう

私もいろいろと計画している。

昨晩の話

昨夜はフジテレビが格闘技を放送しつづけるという空前の番組表。 フジ格闘技ソフトの二大看板K-1とPRIDEの放送がスポーツニュースを挟んで立て続けに放送されていた。 同日(6月6日)開催「K-1 WORLD GP 2004 in NAGOYA」のとって出し放送と、5月23日「PRIDE…

観劇

シアターコクーンにて蜷川幸雄演出の『オイディプス王』観る。 悲劇とは人物。 感心する。

会合

本日は文学フリマ事務局の会合。 新しい試みについて、だんだんと形になってきた。 それにしても近頃、事務局のメンバーで体調を崩している人が多い。 なんというか去年は私自身も含め、身内に不幸があった人が何人かいたし、なにかに呪われているのだろうか…

○藤田和之 vs ×ボブ・サップ

「格闘魂」の舞台裏を見て感じたのは、格闘技も優秀なコーチが勝負を決めるということと、どんな優秀なコーチであっても選手の精神を鍛えるのは難しいということ。 会場入りの時点で藤田は試合が始まるのが待ちきれないというような笑みを見せており、対する…

おめでとうございます

一部ではすでに情報が出ていましたが、「ファウスト」は正式に継続決定だそうですね。 なにはともあれ、おめでとうございます。 「ファウスト」は第三号が出る。 文学フリマの第三回も、成功させます。

感想・5月16日

この日はいよいよ友人の結婚式。 式の行われる彼の実家はソウルから高速バスで2時間~3時間の堤川(アルファベット表記で「jecheon」。発音が難しくて苦労した)という街。 午後1時から始まる式に出席するため、朝の8時過ぎにはホテルを出た。 総勢6人…

感想・五月十五日

韓国へ行った目的は学友(韓国人の留学生)の結婚式に出席する為で、同級生6人連れ立っての旅だった。 結婚式は十六日だったので、十五日の土曜日はソウルを観光することができた。 これがまた一日で南大門、明洞、東大門を回るスケジュールでけっこうキツ…

海外へ

週末に韓国へ行く。 金曜の深夜にでて月曜の早朝に帰ってくるというかなりの強行軍だ。 私の学校にきている留学生が結婚することになり、向こうで挙げる式に出席するためだ。 韓国へ行くことになって気付いたのだが、 世間には“韓国通”とかいう人がざらにい…