文学フリマ事務局通信

主に文学フリマ事務局代表が書く雑記帳です。

NHK Eテレ「ハートネットTV」で文学フリマが紹介

先週の5月17日にNHK Eテレで放送された

「ハートネットTV リハビリ・介護を生きる▽小林エリコ 私はわたしを生きるのだ 」

はみなさまご覧になりましたか?

5月6日の「第二十六回文学フリマ東京」に小林エリコさんが出店している様子が放送されました。

小林さんのブースを訪れた方々のインタビューもありましたね。

「見逃してしまった!」という方、朗報です!

明日、5月24日(木) 午後1時05分 〜 午後1時35分 で再放送があります!

真っ昼間なので、ご興味のある方は今のうちに録画予約がオススメです。

 

私も放送を見ましたが、冒頭からいきなり文学フリマの会場の様子が写ったのでびっくりしてしまいました。

小林さんがみずからの体験を綴った著書『この地獄を生きるのだ』をベースに、ブラック企業に勤めて心身共に追い詰められて自殺未遂をし、生活保護を受給し、そして再就職をして自分の仕事と表現と生活を取り戻して生活保護を打ち切るまでの体験が語られます。

30分とは思えないとても中身の濃い番組でした。

 

ちなみに、私が把握しているかぎりでは、小林さんの文学フリマ初出店は2006年の「第五回文学フリマ」ではないかと思います。

まだ秋葉原の会場で開催していた頃です。

先述の著書『この地獄を生きるのだ』も、小林さんが文フリやコミティアや同人誌書店で販売していたミニコミ生活保護を受けている精神障害者が働くまで(仮)』がベースになっているそうです。

 

そうそう、ちょうど1年前、2017年5月の「第二十五回文学フリマ東京」の懇親会で、隣に座った方が「実は秋葉原の頃から参加しているんです」とおっしゃって、お話しているうちにその内容から、「あ、小林エリコさんですか?」「え? 名前まで覚えてるんですか?」なんて会話をしたのでした。

まさかその年のうちに、小林さんが本を出版し、次の年にはNHKに取り上げられているとは。

文学フリマが、小林さんの表現の場としてすこしは役に立ったのであれば、うれしく思います。

 

そんなわけで、明日5月24日(木) 午後1時05分 〜 午後1時35分に再放送される「ハートネットTV リハビリ・介護を生きる▽小林エリコ 私はわたしを生きるのだ 」。

それから小林さんの『この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。』

ご興味ある方はぜひご覧ください。

 

www.nhk.or.jp

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