文学フリマ事務局通信

主に文学フリマ事務局代表が書く雑記帳です。

ゲーム

日本ファルコムの『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡』をプレイ中。

「Ⅵ」といっても事実上の完全新作*1

私はファルコム作品の愛好者で、新作はほとんど買っている。

主人公は魔物退治、遺失物調査なんでもござれの「ブレイサー」と呼ばれる職業の女の子。

その設定で、メインストーリーとは別に様々な仕事依頼のクエストをこなしていくのが楽しい。

まだ中盤くらいしか進んでいないが、ハマっている。

*1:有名な「イース」シリーズを除けば、ファルコムのシリーズ物の名称にはやや癖がある。いわゆる「ドラゴンスレイヤー」シリーズは木屋善夫というプログラマーが手がけたゲームにつけられた名称で、ストーリー的な連続性はほとんどなかった。ゲーム業界を見渡しても、プログラマー(ゲームデザイナー)を基準にしてシリーズのナンバリングを行ったケースは唯一ではないかと思う。さらに複雑なのは、「ドラゴンスレイヤーⅥ」にあたる『英雄伝説』が、ファルコムのコマンド選択式RPGのシリーズ名称として発展したということ。「英雄伝説」シリーズを分類すると王子セリオスとその息子が主人公となるⅠ~Ⅱ、ガガーブ三部作と呼ばれるⅢ~Ⅴで独立した世界観のシリーズとなっている。『空の軌跡』はそれらとも異なるまったく新しい世界観のゲームなので、“Ⅵ”と付いていても「事実上の完全新作」ということになる。ところで、一時期は“天才”の呼び名をほしいままにした木屋善夫氏は今なにをしているのだろう。