文学フリマ事務局通信

主に文学フリマ事務局代表が書く雑記帳です。

うっかり入金締め切りを過ぎてしまったという方はご連絡ください

第十四回文学フリマの参加費入金締め切りは昨日まででしたが、なんらかの事情で振込が出来なかったという方は公式サイトの問い合わせフォームからご連絡のうえ、なるはやで振り込んで頂ければ対応します。


もともと文学フリマは申し込みの後に参加費を支払うという同人誌イベントでは珍しい手順を取っているので参加費を支払いそびれる人がいるのは想定もしています。

近年は抽選も行っていないため“足切り”をする必要もなく、比較的、柔軟に対応しています。

また、今回はこれまで郵送していた入金の通知をメールとWEBのみの通知に変更したので、その影響がでることも予想はしていました。

それからめちゃめちゃ“ナマい”ことを言うと、取り急ぎ必要な会場使用料金を払うだけの金額は期限内に参加費をお支払い頂いた皆様のおかげで確保できているので、残りの方が数日入金が遅れていても大丈夫なのです。


むしろ運営サイドとしては、入金締め切りに遅れたことで20~30サークルにキャンセルされても困るというのが正直なところです。

その程度であきらめるくらいにしか文学フリマに参加したいという意欲はなかったというのであれば仕方ないのですが(それでもキャンセルするならそう連絡してほしいのです)。


そんなわけで、入金しそびれたけどまだ文学フリマに参加する意志がある人は今からでもご連絡&入金してください。



以下は厳しいことも書きますよ

「じゃあ、必死に時間を作って期限内に入金した私の努力は無駄だったの?」という意見があるかもしれませんが、そんなことはありません。


まず入金遅れの方はブース配置についてはあまり期待しないほうがよいでしょう。

お誕生日席みたいな良い配置はないと思って下さい。

それから、次回や次々回にもし応募多数で抽選になった際は「受かってたらラッキー」という気持ちで抽選結果を待ったほうがよいでしょう。


よく大きな同人誌即売会では不備があると落とされるという話を聞きます。

たかだかひとつの締め切りをすぎたくらいで、と思われるかもしれませんが、イベントの主催側としての理屈はあるのです。

今回の例で言えば、そもそも入金案内について郵送を廃止しメールとWEBのみに変更になったという告知は「申込要項」に太字で明記されていますし、申込直後に送られる確認メールにも「参加費入金案内は2月下旬にメールおよびWebにてお知らせします」と記載していますし、公式サイトのトップページやツイッターでも告知してきました。

さらに締め切り直前には念押しのお知らせメールを配信しています。

それでも入金の締め切りを認識していないということは、事務局から見れば「要項やお知らせを読まない参加者」=「イベントのルールを把握せずにくる参加者」である可能性が高いので、そういう参加者よりもルールをきちんと守ってくれる参加者を優先するのは、イベントの安全で円滑な運営のために当然ということになります。


文学フリマ同人誌即売会に慣れてない参加者が多いし、現状で抽選を行っていないので、杓子定規の対応をする必要はないと思っています。

入金締め切りを過ぎてしまったという方は遠慮なくご連絡ください。

参加の意志があるなら、受け入れます。

しかし、なにもペナルティがないわけじゃない、ということもご理解くださいね。