併催イベント 『マイマイ新子と千年の魔法』より―監督・片渕須直が語る 文学をアニメ化するということ
第九回文学フリマが開催される12月6日、大田区産業プラザPiOのA・B会議室でトークイベントが行われます。
21日より劇場公開が始まった『マイマイ新子と千年の魔法』のイベントです。
文学フリマの開催時間が終わった後に、見本誌コーナーとして使用していたA・B会議室で実施いたします。
『マイマイ新子と千年の魔法』より―監督・片渕須直が語る 文学をアニメ化するということ
- 開催日時:12月6日 17:00~
- 開催場所:大田区産業プラザPiO A・B会議室
- 出演者:片渕須直【『マイマイ新子と千年の魔法』監督】、小川びい【アニメ雑誌ライター】(司会)
- 主催:「マイマイ新子」製作委員会
- 共催;文学フリマ事務局
本年、紫綬褒章を受章した芥川賞作家・高樹のぶ子が自らの幼少時代をモデルに描いた自伝的小説『マイマイ新子』を原作とするアニメーション映画『マイマイ新子と千年の魔法』や自作を紐解き、片渕監督が文学作品をいかにアニメとして翻案したのかという、本質について語ります。
※イベントにご参加される際、先んじて高樹のぶ子氏の原作「マイマイ新子」、及び「光抱く友よ」をお読みいただいておりますと、さらに別の見方でイベントをお楽しみいただけるかもしれません。
参加方法
「第九回文学フリマ」会場内のV-15,16「マイマイ新子と千年の魔法」ブースにて12時30分より整理券を発券します(なくなり次第終了)。イベント参加希望者は、必ず整理券をお持ちになって、指定の時間にA・B会議室にお越し下さい。
また、本イベント終了後、第二部のかたちで「青い文学シリーズ」『人間失格』1話を上映します。こちらは入れ替え制ではありませんので、上記整理券をお持ちの方のみご覧いただけます。
映画『マイマイ新子と千年の魔法』について
絶賛公開中!
高樹のぶ子による原作の中でいきいきと描かれた昭和30年代の山口県防府の風景が、圧倒的に美しい映像となってよみがえりました。映画化の指揮を執ったのは、片渕須直監督。TVアニメ『名探偵ホームズ』(84)や『魔女の宅急便』(89)で演出補として宮崎駿監督を補佐し、TV「名犬ラッシー」(96)では監督としてシリーズをまとめあげ、劇場映画『アリーテ姫』(01)では脚本・監督を担当した実力派です。
ストーリー
平安の昔、この地は「周防の国」と呼ばれ、国衙遺跡や当時の地名をいまもとどめている。
この物語の主人公は、この町の旧家に住み、毎日を明るく楽しく過ごす小学3年生の少女・新子だ。
おでこにマイマイ(つむじ)を持つ彼女は、おじいちゃんから聞かされた千年前のこの町の姿や、そこに生きた人々の様子に、いつも想いを馳せている。
彼女は“想う力(ちから)”を存分に羽ばたかせ、さまざまな空想に胸をふくらます女の子であり、だからこそ平安時代の小さなお姫様のやんちゃな生活までも、まるで目の前の光景のようにいきいきと思い起こすことができるのだ。
そんなある日、東京から転校生・貴伊子がやってきた……。
公式サイト
すでにお知らせしたイベント「ジュール・ヴェルヌ活用法――奥泉光氏を迎えて」もあります。
今回の文学フリマはコンベンション的な展開を見せていますね。
みなさま、ぜひ「第九回文学フリマ」にお越しください!
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