文学フリマ事務局通信

主に文学フリマ事務局代表が書く雑記帳です。

SuicaとPASMO

いよいよ3月18日にスタートするPASMO

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070131i507.htm

これはSuicaPASMOの乗り継ぎに関してのニュース。

まあ、要するにICカードのJRと私鉄の乗り継ぎが連絡切符より割高になる場合があるというおはなし。


記事では分かりづらいけど、この割高パターンには二種類あるということだろう。

ひとつはJR‐私鉄‐JRという区間を「改札を通らずに」乗り継いだ場合に、出場時に改札機が遠回りしてJR‐JRで乗ってきたと解釈して運賃をとってしまうケース。

これは特にJRから運賃の安い東京メトロを通してさらに別のJR路線に行く場合に起こりうる。

で、強調したように、このケースはJRを下りたら一度改札を出て、東京メトロに乗り継げば回避できるはず(面倒だけど)。

実際、この問題を回避するために改札をあたらしく増設した駅もある。


問題なのはもうひとつのケースで、これは一部の連絡切符にある乗り継ぎ割引が適用されない場合があるということ。

「北千住―西日暮里(東京メトロ千代田線)、渋谷―武蔵小杉(東京急行電鉄東横線)、新宿―登戸(小田急電鉄小田原線)の3区間を挟んで、各区間の前後にJR線に乗る場合」がそれに該当するそうで、切符だと乗り継ぎ割引があるけどICだと割引されないということらしい。


それにしても、この記事、なんだかJR東日本の対応が悪いような書き方になっているけど、どうなんだろ?

私がJRの駅でもらった「SuicaPASMO相互利用について」という冊子にはちゃんとこの割高になるケースは紹介されてたけど、私鉄の駅に置いてあるPASMOの資料はその件に一切触れてなかった。

そういう乗客に対するフォローの部分から考えると、私鉄側が非協力的だからこの件が解決されない、という風に思ってしまうのは私だけ?