文学フリマ事務局通信

主に文学フリマ事務局代表が書く雑記帳です。

『子ども白書2006』

今年2月14日付の「しんぶん赤旗」の文化欄に、ライトノベルに関するコラムを執筆した。

まずまずの評判で、紙屋研究所さんで紹介されたりした。

http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/lightnovel.html


反響はそれだけにとどまらず、草土文化という出版社から電話がかかってきて、『子ども白書2006』の“子どもと文化”の項目でライトノベルについて書いて欲しいと原稿依頼された。

赤旗の影響力に驚きつつ、原稿を引き受けた。


本日、その『子ども白書2006』が家に届いた。

白書なので非常に教育的で、言ってみれば堅い内容の書籍だ。

執筆中は「ライトノベルについて論じている諸先輩方をさしおいて、若輩者の私が担当してよかったのだろうか」と思ったものだが、本が出来上がってみると純粋に嬉しい。

あまり人の目に触れる類の書籍ではないけれど、よい仕事だった。