文学フリマ事務局通信

主に文学フリマ事務局代表が書く雑記帳です。

自転車壊れる

数日前、自転車のスタンドがもげてしまった。

もともと負担のかかる箇所である上に、ジョイント部分にすっかりサビがまわってしまい相当脆くなっていたらしい。


そういえば以前、深夜に自転車に乗っていたら警察に止められて、防犯登録の番号を調べられたのだが、なにも表示されなかったらしく、「結構昔に購入した自転車ですか? ……まあ夜は事故が多いので気を付けてください」とか言われて解放されたのだった。

防犯登録は10年で期限が切れるそうで、そうなるとデータも出てこなくなってしまうらしい。

あまり意識したことはなかったのだけど、あらためて「同じ自転車に10年も乗っていたのか」と感慨深かった。

よく壊れずに持ったものだ。


そんなおりのスタンド破損だったから正直「もう寿命かなあ、とうとう買い換えかなあ」と思いつつ自転車屋へ。

カゴも裂けてしまって荷物をのせるのに不便だったので、スタンド交換+カゴ交換で5000円を超えるようなら、そのまま廃車にしてもらって新しい物を物色するつもりだった。

しかし、いくらになるか聞いてみたところ合わせて4000円とのこと。

微妙な金額だがさすがに新品を買うよりはお金も手間も掛からないので、修理してもらうことに。

結果、私の愛車はカゴとスタンド部分だけピカピカの新品、車体は10年選手の風格、というおかしな姿になって現役を続行することになった。